フリーランスエンジニア4年目の2017年振り返り

遅ればせながらフリーランスエンジニアとして4年目の2017年の振り返りです。

個人開発

個人開発で多産多死を行っている状態でした。利益を出したいためにアフィリエイトを中心に置いたサービスの開発を行っていたのですが、SEOアフィリエイト周りのことに注力する時間が多くなり開発へのモチベーションが下がってしまう難しい状況でした。一方で、アフィリエイターの方々は職人的な気質の人が多く文化としても近いため、姿勢や取り組み方など勉強になりました。どこに軸を置くにせよ、2017年は結果を残せなかったことが大きな反省点でした。年末にpeingを開発したせせりさんの存在を知り、そのスタンスが個人開発者として目標とする姿に近かったため、2018年に何かしら活かしたいと思いました。

情報収集

2017年はヨーロッパを一周しました。アジアは日本も含めてビルがひしめき合い中心地は「都市」というイメージですが、ヨーロッパはロンドン以外ほとんどそういった印象を持ちませんでした。街中はゆったりしたスケール感覚で、都心エリアでも建物は低層が中心でした。ヨーロッパの人がアジアに対してサイバーパンク的なイメージを持つ理由も何となく分かりました。しかし、UberEats的な配達員の人を街中で見かける回数はヨーロッパのほうが多く、伝統的な街の雰囲気の中で先端サービスのチャレンジが受け入れられているような印象でした。ベルリンのsoundcloud社など有名サービスのオフィスも(外側から)見てまわりました。

業務委託

長くお付き合いをさせていただいた企業様との契約が終わり、新しい企業様との契約を結びました。今回はリモートワークの割合を増やしました。朝の満員電車から解放され、通勤時間も節約できるため、個人的にはリモートワークのほうが合っています。実際にやってみた感想としては、リモートワークは個人の努力だけでなくリモートワークを受け入れる会社側の土壌も必要だと思いました。今回お世話になっている企業様ではリモートワークを推奨していて、特に開発チームのトップの方が率先して文化や仕組みをつくっているため、リモートで非常に働きやすい環境が用意されていました。リモートで働く側としては、この文化を壊さないため・発展させるために、リモートで働く上での信頼関係をつくることを意識的に取り組みました(レスの速度を上げる・開発の過程を残すなど)。このあたりは勉強中のため2018年の課題の1つです。

仕事場

北向きの部屋で作業していると煮詰まった時に滅入ってしまうため、南向きの物件に移りました。古いですが、とていもいい物件で気に入っています。ただ古い物件なりの課題(寒い・コンセントの数少ない等)があるので徐々に解決できればと。

2018年に向けて

新しいことへのチャレンジや新しい分野の勉強をはじめたい一方で、現在仕事で使っているRuby/RoRの基礎をしっかり固めたい気持ちもあります。今年は6:4ぐらいの割合で基礎固めを多めにしたいなと思っています。この記事を書いている時点で年が明けて1ヶ月経ちそうですが、現在は「プロを目指す人のためのRuby入門」をすすめています。読み終えたらRailsチュートリアルにうつる予定です。